今日のうつわ

手作りならでは

濃紺の四つ葉を大胆にレイアウトした4.5寸鉢 幅広のストライプを組みあわせてモダンな仕上げに
なっています 鉢の表面にうっすらと残る筋目は、ろくろで仕上げられた手作りならではの証し
サラダや煮物を容れたり、小丼として使うのにも程よいサイズです

小林巧征 藍四つ葉 4.5寸ボウル

 

小さめサイズの飯碗

新米が美味しい季節 ムギワラ、瓔珞、菊に網 伝統的な柄を描いた染付の飯碗を、作家さんに
お願いして小さめサイズで創ってもらいました 他のうつわと取り合わせやすく、飽きの来ない
染付は、毎日使う飯碗としてオススメです

高橋宏彰 染付ムギワラ 飯碗(小)
高橋宏彰 染付瓔珞紋 飯碗(小)
高橋宏彰 菊紋 飯碗(小)
高橋宏彰 染付網紋 飯碗(小)

搔き落としという手法

岡本修さんが創るうつわには珍しい色をおさえた猪口 シルエットで絵付けをしたあと、紋様を
けずりだす搔き落としという手法で仕上げられています 高さが7cmほどあるので、酒器として
だけでなく、中国茶などを容れる茶器としても使いたくなる、ちょっと大人の雰囲気です

岡本修 かき落とし 猪口

温かみのある風合い

カラフルな丸いお花を縁に並べた巌陶房の5寸反り鉢 ぽってりと温かみのある風合いが、
これからの季節に似合います 底を小さく、胴の部分を反らせたシルエットは、少しの量でも、
お料理を盛りつけやすく、きれいに魅せてくれます

巌陶房 小花 反り鉢

印象的なやさしい赤

 

一歩ずつ秋本番が近づいて衣替えの季節 食卓に並べるうつわにも、移ろう季節を取り入れたいところ
素地の表情に温かみのある信楽焼 巌陶房のうつわはいかがでしょう 先代から伝えられたという
印象的な窯オリジナルの赤の発色が、陶器のやわらかな風合いによく似合います

巌陶房 赤い実 5寸皿

とっても重宝する八角皿

丸や四角が並べられることが多い食卓で、一枚あると、とっても重宝する八角皿 本日はハンバーグを
盛りつけてみました 縁を飾るのは秋の七草 おみなえし 黄色と緑のコンビネーションがお料理を
明るく引き立ててくれます ワンプレートとして、あれこれのせるのも楽しそうなうつわです

徳永遊心窯 色絵おみなえし 八角皿

やさしいトーン

一般的な小鉢より、さらに小さな鉢のことを小付と呼びます 前菜や酒の肴を容れたり、ディップや
薬味を容れたり使い方はいろいろ 本日は、ちょっと遊んで、昔懐かし缶入りドロップを容れて
みたら、うつわとドロップのやさしいトーンがそろって、きれいにおさまったのでした

宮腰綾 アイリス 八角小付
宮腰綾 ヒメコスモス 八角小付

楽しく使う

小さなアイテムだけど、作家さんたちが楽しんで創っているのが小皿や小鉢 財布にやさしい
ものも多いので、季節に合わせて使い分けたりするのも楽しいもの 創り手の気持ちを受け取って、
使い手も楽しく使うことができそうです

日下華子 みみずく 3.5寸皿

 

浅鉢のようにも使えます

定番のお惣菜の一つ、大根煮 大根の口当たりと出汁の旨味があいまって、大好きなメニュー
なんですがパッと見は地味 そんなときにお料理を引き立ててくれるのが岡本修さんの四方鉢
少し深さがあるので浅鉢のようにも使えます

岡本修 色絵草花紋 四方皿

美しいグラデーション

日が暮れるのが早くなり、夜の時間が過ごしやすくなってきました 美味しいお茶と甘いものでも
いただきながら虫の声に秋を感じる そんな時間を楽しみたいですね 綿の花をグラデーションで
描いた四方小鉢は、浅めに創られているので、お菓子を容れても絵になります

小林巧征 綿花 四方小鉢