料理とうつわ

O然レ窯 レモン鉢の魅力

O然レ窯

O然レ窯(おされがま)は三重県出身の濱口公佑さんが同地に構える窯
自家製の釉薬に、ガス窯、灯油窯、薪窯と、うつわに合わせた焼き方を用い様々な作品を生み出しています
当店でのお取り扱いは今年の初めから
初回の入荷時も人気だったレモン鉢を今回は柔らかいマットな生成色に仕上げていただきました
洋風の料理もどことなく和の雰囲気にしてしまう、不思議な魅力のうつわです

レモン鉢 中 生成
レモン鉢 小 ブロンズ

北欧から来たドーナツと九谷焼

九谷青窯

フィンランドの伝統的な揚げ菓子であるMunkki(ムンキ)とアメリカンなものを組み合わせた
ドーナツをおやつに
九谷青窯 高祥吾さんの鉄絵の茶色が、チョコレートとナッツと同化し、それがとてもかわいい
日本の伝統九谷焼のうつわは、北欧のお菓子も調和します
やはり和食器の懐は深いです

鉄絵印判木の葉 5.5寸皿

木の椀で秋の演出

銘木椀

秋の味覚といえば炊き込みご飯
多くの方が陶器や磁器の飯碗で食べています
たまにはちょっと気分をかえて木製の汁椀を使ってみる
木は見た目も 肌触りも、ぬくもりを感じるうつわ
一味違う秋のあたたかみのある食卓が演出できますよ

銘木椀 ぶな
黒染 糸目筋玉縁 汁椀

沖縄から届いたやちむん

眞正陶房

沖縄から届いたやちむん
筆で大胆に描かれた青唐草がとても印象的な皿です
1点づつ柄が多少違いますが、それも手書きならではの良さ
やちむんには唐草紋様が多く見られますが、繁栄・長寿などの意味を持ちます
少し高貴な印象もありますし、大きな柄のうつわは苦手な方も多いですが
作家としては普段使いしてほしいという思いを込めて作陶しているそう
おかずだけでなく朝食のパンなど、いろいろ使ってみたいですね

沖縄・眞正陶房

3種の赤い花

樋山真弓

樋山真弓さんの色絵花紋向付
4.5寸、直径約13㎝ほどの浅鉢ですが丁寧な作りが目を引きます
描かれた赤絵の花は3種別々の花たち
側面のらせん状に型押しされた筋が生み出す陰影が、お料理を引き立てます
季節を感じるお惣菜を盛付けて、一年中楽しみたいうつわです

色絵花紋 向付

蕎麦猪口いろいろ

小林巧征

コレクターが多いアイテムの蕎麦猪口
この小さなサイズに描かれる柄の世界観も魅力的です
つゆを入れて蕎麦や素麺を食べるだけでなく色々な使い方ができるのもファンが多い理由の一つ
今日は煮物に茶碗蒸し、飲み物やゼリーなどを盛付けてみました
お客様に伺うと、他にも納豆・ヨーグルト・サラダなどなど、本当に使い道は様々
ギフトにしても喜ばれるうつわです

そば猪口

秋の七草の女郎花

九谷青窯

平安時代より「女郎花」と呼ばれているこの花
名前の由来は諸説ありますが、女性らしい印象を持つ花として名付けられています
そんな女郎花が描かれた隅入り角皿の大小
渕が少し立ち上がっているので汁気があるお惣菜もOK
今日は沖縄から届いたカボチャのサーターアンダギーをおやつに
黄色の女郎花が少しだけ秋を感じさせてくれました

色絵女郎花 隅入り角皿 小
色絵女郎花 隅入り角皿 大

いつもと違う盛付

九谷青窯

九谷青窯さんから届いたうつわでカレーランチ
鉄絵のうつわは6寸鉢(約18㎝)で煮物やサラダ、スープなどにおすすめのサイズ
カレー皿にするには少し小さいので、今日はライスと付け合せだけを盛付けました
バターチキンカレーは楕円鉢に
いつも食べるメニューでもうつわのサイズなどを変えて使ってみると新しい発見があります

鉄絵印判木の葉 6寸浅鉢
白磁内しのぎ 楕円5.5寸鉢

凛とした美

九谷青窯

優雅なフォルムを持つ稜花皿
瑠璃の釉薬が凛とした美しさも出しています
秋は果物が美味しい季節
シンプルな食材もワンランクアップした見栄えになりました
お魚やお肉の一品を盛付けたり、ケーキプレートにもおすすめ
スタッフの一押しです

九谷青窯 瑠璃釉 四方綾花皿
鶴フォーク

 

 

 

元気がもらえるうつわ

徳永遊心窯

徳永遊心窯の「カクカク花並べ 7寸皿」
ランチプレートとして使ってみました
パン・キッシュ・温野菜のメニューで少し色目のさびしい盛付けでしたが、カラフルな色絵に助けられ華やかに
先日ご来店いただいた徳永遊心さんもお気に入り柄だそうです
元気をもらえるうつわですね

色絵カクカク花並べ 7寸皿